
大阪・関西万博は2025年10月13日まで開催されましたが、「大屋根リング」の閉幕後の活用方法や周辺でのイベント、新たな観光地はどのようになっているのでしょうか。
来場者数の合計は29,017,924人、経済波及効果は約2.9兆円と日本の歴史に残る大きなイベントとなりました。
先日、パビリオン内へのお酒の持ち込みにまつわる記事を書きましたが、ほかの記事よりも注目度がとても高いことを実感しています。
実際に行ったけど、めちゃくちゃ人多くてびっくりした。。
そんな大阪万博ですが、閉幕後もその感動と体験を継続できるイベントが数多く計画されています。約6ヶ月間にわたって開催された万博は、閉幕後も様々な形で大阪の街に息づいていきます。
万博の雰囲気を体験できなかった方、そして万博のレガシーがどのように継承されていくのか知りたい方にとって、アフター万博イベントは新たな楽しみの場となるでしょう。
実際に2025年10月から始まる様々なイベントは、万博で生まれた国際交流や食文化、そして未来への希望を街全体で共有する貴重な機会となると思います。この記事ではそれらのイベントをいくつかご紹介します。
もくじ
2025年10月から始まるアフター万博イベントまとめ
世界横丁(セカイヨコチョウ)- 10月17日〜18日
大阪・梅田公園で開催される「世界横丁」は、万博で人気を博した世界各国の食文化を一堂に集めた食の祭典です。2日間という短期間ながら、万博会場で提供されていた各国パビリオンの料理が復活し、世界の味を楽しむことができます。
出店事業者もすでに決定しており、万博期間中に話題となった料理の数々が提供されます。
実際に万博を訪れた方々からは「もう一度あの味を楽しみたい」という声が多く寄せられており、このイベントはそうした要望に応える形で企画されました。
アフター万博クルーズ – 10月18日〜31日
ユニバーサルクルーズの特別ルートとして運航される「アフター万博クルーズ Universal Cruise」では、海上から夢洲を眺めながら万博の思い出に浸ることができます。
約2週間の期間限定運航となりますが、万博会場を違った角度から振り返る貴重な体験ができます。
2025年9月24日、特別クルーズの人気上昇に伴い、増便が決定しております。
【ユニバーサルシティポート発着 新ダイヤ】
| 往路(夢洲行) | 復路(夢洲発) |
| 8:40発-9:00着 | 19:40発-20:00着 |
| 9:50発-10:10着 | 20:50発-21:10着 |
| 10:50発-11:10着 | – |
EXPO酒場 – 全国で展開される交流イベント

EXPO酒場|万博に向けて地域を面白くする作戦会議の場は、万博に関心を持つ人々が集まり、語り合う場として全国各地で開催されるコミュニティ型イベントです。
万博関係者と一般の方々が意見交換をする場として機能し、万博の理念や価値を広く共有する役割を担っています。特に注目すべきは、大阪の北(キタ)と南(ミナミ)にEXPOハブが創設され、恒常的な交流拠点となることです。
「関西人は面白い、夜の関西人はもっと面白い」というコンセプトのもと、地元の人々と観光客が夕方から夜にかけて交流できる空間が生まれます。
demo!expo – 商業施設との連携プログラム
2025年4月11日から、LUCUA大阪と心斎橋PARCOで展開される「demo!expo」は、万博期間中から継続的に実施されるプログラムです。
日中に万博を楽しんだ来場者が、夜には「ナイトパビリオン」として機能するこれらの施設に集まり、さらなる交流や体験を楽しめる仕組みとなっています。
3月4日からは「夜の文化×街全体万博」プログラムも始動し、大阪の夜の魅力を最大限に活用した新たな観光コンテンツとして期待されています。
大屋根リングはどうなる??
大阪・関西万博のシンボルとなった「大屋根リング」の閉幕後の活用方法については、大阪市が北東部の約200mを『市営公園』として管理する案を軸に検討しています。
2025年10月現在、はっきりとした展望は決まっておらず、開催予定の国や万博協会、経済界の関係者による会合で提示される見通しです。
その中でも有力視されている構想が、一部を日常で使うという案です。
イメージは、東北側などの一角を約200m程度、歩ける・触れられる形で保存するプランです。
床はフラットに整え、車いすやベビーカーでも回りやすいスロープを設けます。海側に向けてベンチを配置し、朝はジョギング、昼お弁当など、一日中楽しめるスポットとして開放します。
年間を通じて、「春の花回廊」「夏のミストテラス」「冬のイルミネーション」など、季節演出を切り替え何度来ても新しい発見がある場所を目指しています。
大屋根リング | EXPO 2025 大阪・関西万博公式Webサイト
まとめ

現在、夢洲の万博跡地は“次の大阪の顔”として再開発される予定です。
まだ最終決定には至っていませんが、大阪府、そして民間企業が連携して、国際観光・MICE・エンタメ・緑地の複合ゾーンとして整備を進める構想が発表されています。
つまり、閉幕後も「夢洲」は終わらず、これからが“再スタート”なのです。
みなさまも“万博ロス”を、新しい楽しみのきっかけに変えていきましょう。
家族と一緒に大阪旅行、、アリだな。


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